コンタクトレンズと涙の大事な関係性

メガネをかけられない時にはコンタクトレンズを使用することがありますが、慣れないと目がごわごわするとか違和感を感じるものです。これには涙が関係しているようでどういう内容のものなのか関係をさぐってみることにします。

涙は常に目の表面を覆って乾燥から守ったり、これに酸素や栄養を届けるといった役目を持っていて、この量が減少すると乾燥してドライアイになると言われています。玉ねぎを切るとか目にゴミが入ると涙が出ますが、これは反射性の涙と呼ばれることがあります。角膜の知覚神経が刺激されるとこの反射性の涙を分泌して洗い流そうとし、傷が表面にあればこれを修復する力も持っています。少しの温度変化も感知するのでこの場合も温度を一定に保とうとしてこれが出ます。感動した時に出る感動の涙も知られていてこれは脳の一部が働いて副交感神経が活発化して来ると出ると言われています。

目の角膜には血管が通っておらずレンズを装着する場合にはレンズと角膜のすき間に涙や酸素を取り入れ快適に装用するにはこれらは欠かすことが出来ません。この場合の涙の役割は酸素や栄養分を角膜へ届けたり接触する部分に対して潤滑油の役目を持ちます。そして目の乾燥を防ぎ雑菌を洗い落とす役割を持つとされます。

使い捨てタイプのものは素材自身も酸素を通すもので出来ているので素材に含まれる水分を通して角膜に必要とする酸素を供給する仕組みになっています。